Fontys - Toyo 国際協働学習フォーラムを開催しました
- TOYO社心コミュ管理者
- 10月13日
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2025年10月10日(金)白山キャンパスにて、社会心理学科主催による「Fontys-Toyo 国際協働学習フォーラム」が開催されました。
このフォーラムは、2025年5~6月に実施された、フォンティス応用科学大学(Fontys University of Applied Sciences, オランダ)とのオンライン国際協働学習(COIL)プログラムのフォローアップとして実施されたものです。両大学の教員と学生が一堂に会し、COILで得られた協働学習の成果と、今後の国際連携の展望について活発な意見交換を行いました。

会合は、ウェルカムランチから始まりました。色鮮やかなちらし寿司のお弁当を囲みながら、参加者は和やかな雰囲気の中で親睦を深めました。
ランチ後に行われたフォーラムの主な内容は以下の通りです。
1.COIL活動の成果報告
福田晶子准教授・橋本剛明准教授(東洋大学)が、本年度春学期に実施されたCOILプログラムの内容と成果を紹介しました。
2.両大学の研究・教育プロジェクト紹介
Prof. Mariëlle RosendaalとProf. Janienke Sturm(フォンティス大学)が、研究チーム「People and Technology」の取り組みを発表しました。人々の生活改善や健康増進に役立つロボティクスやAIなどの最新技術開発に関する紹介があり、参加者との間で質疑応答が展開されました。
尾崎由佳教授(東洋大学)が、社会心理学科の教育力強化プロジェクト「オンライン実験を活用した先進的な心理学教育プログラムの開発」について報告しました。DX化による心理学教育の効率化・効果向上に向けた取り組みとその成果について議論が行われました。
3.グループディスカッション
教員と学生がグループに分かれ、「教育における両大学の協力体制をいかに築くか」をテーマに討議を行いました。今後の国際協力の具体的な可能性について、建設的かつ熱意のこもった意見交換が交わされ、会合のハイライトとなりました。
4.結びに
閉会の挨拶では、両大学の教員から、このフォーラムを通じて深まった親睦への感謝と、今後さらに協力体制が発展することへの期待が述べられました。

本フォーラムは、COILによって築かれたオンラインのつながりを対面での交流へと発展させ、国際的な協働学習を今後いっそう推進する上で、重要な一歩となりました。東洋大学社会心理学科は、引き続きフォンティス大学をはじめとする海外の協定校との連携を強化し、学生の国際的な視野と協働する力を育む教育活動を進めてまいります。
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