縦会が開催されました(7月8日)
- TOYO社心コミュ管理者
- 2023年7月13日
- 読了時間: 3分
2023年7月8日,縦会「留学・海外体験ってどんな感じ?」が開催されました。
留学や海外研修に参加した学部生2名と大学院生1名が,オンライン会場 (oVice)に集合したみなさんに,渡航先でのリアルな体験談や,準備・計画,心構えなどについて話を聴かせてくれました。

1人目のスピーカーは,後藤暖笑さん(学部2年生)。Diversity Voyage(フィリピン)と短期海外研修(オーストラリア)の体験について語ってくれました。複数の都市を訪れ,現地の文化や人々の暮らしぶりを肌で感じたことが,あらためて日本についてもふりかえる機会になり,多くの気づきを得られたとのことです。この経験によって関心が広がり,在日外国人を支援するボランティア活動に参加するようになったという話が印象的でした。
2人目のスピーカーは,小林大士さん(学部4年生)。アリゾナ州立大学(アメリカ)に長期留学した体験について紹介してくれました。渡航前も在米中も,資金面や英語・人間関係・就活などに関わるさまざまなハードルに面することがありましたが,そのたびに打開策を考え,前向きに乗り越えていったとのことです。こうした留学経験から得られた成果として,語学力のアップに加えて,人間力の大きな成長もあったのではないでしょうか。
3人目のスピーカーは,山口愛梨さん(大学院・博士前期課程1年生)。社会心理学の視点から学ぶ海外研修プログラム(アメリカ・シアトル)で体験したことについて話してくれました。現地の警察署・裁判所・少年院を訪問してレクチャーを受けるといった貴重な経験や,各所で英語のプレゼンテーションをするといったチャレンジを通じて,10日間の滞在から新鮮な驚きと学びをたくさん得られたことが伝わってきました。
留学や海外研修の参加をしてみたいと思っている人へのアドバイスや励ましもありました。3名のスピーカーさんが口をそろえていたのは「事前によく情報をあつめて準備し,行動すること」。安心して渡航し,大きな成果を得て,無事に帰ってくるためには,やはり入念な準備が大切ということですね。未経験者によくある疑問として「何の情報をどのように調べるの?どこから手をつければいいの?」というものがありますが,これに対して,実体験にもとづく具体的で有益なアドバイスを次々とあげてくれました。
会場に集まったみなさんにとって,留学や海外体験にむけてイメージをふくらませ,一歩をふみだす勇気をもらう良い機会となったのではないでしょうか。参加者のアンケートからは「留学のリアルを知ることができた」「実際経験した人の話はとても参考になった」「留学や海外体験に興味はあったものの何も分からず行動できずにいたが,先輩の話を聞くことで理解が深まった」「海外研修に挑戦したい」などの感想があがりました。
スピーカーのみなさん,充実したお話を聞かせてくださり,ありがとうございました!
TOYO社会心理コミュニティではひきつづき,先輩-後輩のあいだの交流や情報交換のできる機会を提供していきます。今後の「縦会」もぜひご期待ください。次回は今年(2023年度)の冬頃を予定しています。
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